アパートやマンションの外壁の汚れは、ただ単に美観が損なわれるというだけではなく、入居者の満足度などにも影響してしまいます。
外壁塗装は美観の向上だけではなく、建物を保護するという大事な役割を担っていますから、12年に1度はマンションの大規模修繕を行うことが推奨されています。
アパートやマンションの防水機能を維持するためには、外壁塗装は必要な工事の一つとなっています。
国土交通省が発行しているマニュアルでは、約12年に1度の大規模修繕を行うことを推進しています。そのためこのサイクルにあわせて外壁塗装工事を行うのももっとも適切なサイクルだといえます。
外壁塗装で使用される塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機、光触媒などがあります。
アクリルやウレタンは種類も多く比較的安価な塗料ですが、耐用年数が3~5年、5~7年というように耐用年数が10年以下の塗料となるため、次回の修繕までの期間劣化したまま放置をするというリスクを伴います。
フッ素や無機、光触媒といった塗料は耐用年数が10~15年となっていますから、12年のサイクルのタイミングにあう塗料といえます。
通常アパートやマンションの大規模修繕では外壁塗装と同じタイミングで他の工事を行うことがほとんどで、平米あたり1~2万円の修繕費用がかかります。