いざ、セルフチェック
家の中のことならば毎日見ているけれど、普段は外のことまではなかなか意識して見ていなかったということがわかりましたので、これを機にじっくりと見て、こんな症状が出ていないかチェックしてみてください。 これは、外壁を見ればすぐにわかる顕著な傷み・劣化の症状です。 ・外壁に汚れの付着や色槌せが著しくなった ・ひび割れや塗装の剥がれやふくれ ・カピや藻の発生 ・鉄部のサピや腐食 これらの症状が現れたら、塗替えの時期がきたサインです。傷みや劣化、腐食、がこれ以上進まないよう信頼のおける専門業者に相談しましょう。 セルフチェックにより自分で発見できたら、「症状って、こういうことなのね!」と納得できるし、マイホームの状態をチェックする習慣がついてくると思います。もちろん複雑で難解な症状もありますが、なにも専門家だけが症状を発見できるというわけではありません。なにより家の外側についても気にかけておき、しっかり見るということがポイントです。 外壁にチョーキング現象というものが現れるときがあります。これは外壁の表面を手でこすったときに白っぽい粉のようなものがつくような場合です。 このチョーキング現象は、外壁に塗った塗料の防水効果が切れたというサイン。チョーキング現象が起こったら、やはり塗替えの時期かきたようですので、できるだけ早いうちに塗り替えをおすすめします。 塗り替えは家を建ててから10年くらいがひとつの目安になります。ですが、築年数はあくまで目安でしかありません。 その家の立地条件や環境がそれぞれ違うため一概に築年数だけで決められるものではありません。築年数よりも、むしろ外壁の状態・症状をよく見て判断してほしいのです。 定期的なセルフチェックで、不調を訴えるマイホームからのメッセージを受け取ってあげてください。 そして、「症状が出てきたので、そろそろ塗り替えの時期なんだ」と思えたら、リフォーム業者や塗装業者に相談してください。 外壁に関してならば、わたしのように外壁塗装が専門の業者がいます。外壁塗装は専門店にお任せいただくのが最良の方法だと思います。
そもそも、外壁の塗り替えとは
わたしたちは、寒いと思えば防寒のためにたくさん洋服を着ますし、雨が降れば傘をさしますし、日差しが強いと思えば帽子をかぶったり、紫外線が強いと感じればサングラスをかける。そのときの状況に応じてその都度その対応をしますよね。 でも、家はどうでしょう。「365日同じ服を着たまま外に立っているようなもの」と表現するとなんだか家、かかわいそうですが、それだけみなさんのために毎日頑張っているんです。酸性雨や紫外線、砂埃にさらされ、海の近くに住んでいるならばじゃりじゃりとした塩分を含んだ潮風にもさらされて、これだけでもかなりの負荷がかかっているというのがわかりますよね。 そこで、外壁や屋根を塗替えることで補強して劣化を防いだり、雨漏りなどの水の侵入を防ぐといった処置を施し、家を守り、長持ちさせてあげるわけです。 一般的には、家を建ててからだいたい10年目くらいが塗替え時期の目安といわれています。立地環境や家の状態を見ながら、そろそろ塗り替え時だと判断してはいきますが、どうしょうもないくらいひどい症状になる前に、未然にフォローしてあげることが家を長持ちさせる秘訣です。 「あっちもこっちも修理しなくてはいけない」となったら、その修理費用も大きな負担になってしまいます。大切な家のためにも家計のためにも、塗り替え時期を見逃さず、定期的な塗り替えをおすすめします。 余談ですが、最近は塗るだけで太陽熱をはじいて、室内の温度まで下げてくれる遮熱塗料や、雨が降るたびに勝手に外壁をきれいにしてくれる光触媒塗料などとても優れた塗料があります。 この光触媒塗料は、塗ると空気をきれいにする空気浄化効果と、マイナスイオン発生効果を発揮してくれるのです。自分に対してだけでなくご近所さんにもやさしい塗料なのです。すごいですね! 塗料の世界も日々進化しているのですが、どんな塗料を使うかということも、どれだけ家が長持ちするかということと密接につながっているのです。